2012年の関西支部総会が 4月28日(土)にラマダホテル大阪にて開催されました。今年はGWの初日の開催となりましたが、東京からはご多忙にもかかわらず、宮崎恒二・大学理事、東京外語会・上原尚剛理事長(S昭34)、また、特別講師の加藤千洋氏(C昭47)、大阪外国語大学(現大阪大学外国語学部)の同窓会「咲耶会」からも3名ご来場いただき、今年も総勢約70名が参加しました。
まず三村正治関西支部長(C昭41)開会の挨拶で総会が始まりました。上原理事長からは、新たにスタートした大学をさらに後方支援するなど、外語会の期待される役割についてお話があり、さらに「咲耶会」少德会長からもご来賓の挨拶を頂きました。宮崎理事は、4月から「言語文化学部」と「国際社会学部」二学部制として新しい東京外国語大学がスタートしたことについて詳しくお話くださいました。これからの学生達がますます世界に躍進し、貢献することへの期待が膨らみます。
総会の後は関西支部の目玉である『特別講演会』です。毎年 いろいろなジャンルでご活躍の同窓生を講師としてお招きしています。今年は、中国語科卒で、長年朝日新聞の編集委員としてご活躍され、現在同志社大学教授の加藤千洋氏をお招きし、「気になる隣人・中国をどう見るか」をテーマにお話頂きました。報道番組のコメンテーターとしてテレビでご活躍されただけに、わかりやすく、興味深い講演でした。
講演会の余韻に浸りつつ、お楽しみの懇親会に移りました。詩吟もあり、美味しい食事とお酒も入って、ど
のテーブルもおしゃべりに花が咲き、和気藹々とした雰囲気。今年は加藤氏の講演もあり、中国語科の参加者が今まで最大の18名と多く、懇親会の最後には有志で「草原情歌」を中国語で歌い、場を盛り上げてくれました。楽しい時間はあっという間に過ぎてしまい、来年もまた元気で再会できるように、と願って散会しました。今年も、関西在住のみならず東京、徳島、上海からご参加いただきました。最近は女性、平成卒の参加者が増えてきて、年齢、語科などの垣根を越えて楽しめる会となっています。遠方からのご参加や、就職・結婚で関西に来られた若い世代の皆様も大歓迎です。ぜひ関西支部の総会・懇親会にご参加ください。お待ちしております。 (会報126号(10月1日付発行予定)「支部便り」に詳細を掲載予定です)
文責 関西支部幹事 安井紀子(S53)